2010/09/09

日本の夏 Part3 〜長崎・精霊流し〜 (Japanese Summer Part3-Nagasaki Shoronagashi-)

今日は久しぶりの雨で嬉しいほどまでに気温が下がりました。
これで秋に一歩近づいたのでしょうか?
さて、夏が完全に過ぎ去る前に日本の夏シリーズを完成させなくてはいけません。
ということで、今回は長崎にて行われました精霊流しの写真をご紹介します。
この行事は毎年8月15日に行われるもので、新盆のお宅が精霊船と言われる船を作り、
この日に街を練り歩きながら海に流す(今は海近くの解体所に置きます)というものです。
なんと、原爆が落とされたその年も精霊流しは行われたほど、
長崎の方にとってはとても歴史ある重要な行事になっているのです。
詳しくはこちらを参照ください。

長崎といえば、そうこの眼鏡橋。
長崎 眼鏡橋(Nagasaki Megane Bashi-Spectacles Bridge-)
CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm F4 L IS USM
(1/320, F16, ISO200, EV+2/3)
私はこの市電が大好きです。特にこの緑とクリーム色のカーラーリングが。
長崎を走る市電
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/1250, F5.6, ISO200. EV0)
歌手のさだまさしさんのお父さんが昨年亡くなられたことより、
今年はさださんの精霊船が出ました。
賑橋 中央公園に展示・待機するさだまさしさんの精霊船
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/320, F16, ISO200, EV-2/3)
さださんの船は3連で聞くところによると規格最大とのことです。
自由飛行館前にて連結されたさだまさしさんの精霊船
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/50, F11, ISO200, EV0)
準備の段階から街中では爆竹の音が鳴り響き始めます。初めは慣れていなかったため耳栓をしていました。
大量の爆竹を鳴らす長崎の精霊流し
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/160, F4.5, ISO250, EV0)
長崎の人たちは爆竹の扱いに慣れているからでしょうか、
手の上で箱ごと火をつけていました。
掌で箱ごと点火
CANON EOS 7D, EF70-200mm F4 L IS USM
(1/250, F5, ISO1600, EV0)
長崎の人の故人に対する思いを感じ思わず涙がでました。
人々の故人への思いが街を埋める
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/125, F7.1, ISO200, EV0)
各人が故人を偲んで担ぐ(押す)姿に人々の心の繋がり、命のリレーを感じました。
精霊船を担ぐ人々
CANON EOS 7D, EF70-200mm F4 L IS USM
(1/100, F7.1, ISO100, EV0)
夜になると精霊船は美しく光り、その幽玄な雰囲気と爆竹の音が相反する
不思議な情景に変化します。
爆竹を響かせて進む精霊流し
CANON EOS 7D, EF70-200mm F4 L IS USM
(1/100, F4, ISO6400, EV-2/3)
精霊流し〜街を行く精霊船〜思案橋にて
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/25, F4.5, ISO3200, EV0)
道は爆竹のかすで一杯になります。爆竹の騒がしさで悲しみを紛らわすのでしょうか。
爆竹のかすの量は悲しみの量でもあるのだろうか
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/25, F4.5, ISO6400, EV0)
線香花火の儚さ。
儚くも美しい線香花火
CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM
(1/8, F4.5, ISO5000, EV+2)
故人に届け「ありがとう」の気持ち。
故人へ贈るありがとうの心
CANON EOS 5D MarkII, EF70-200mm F4 L IS USM
(1/125, F4, ISO6400, EV-2/3)
故人との別れ
CANON EOS 5D MarkII, EF70-200mm F4 L IS USM
(1/125, F4, ISO6400, EV+1/3)
最後は儚くも解体される精霊船。精霊流しの終着点は故人の想いを断ち切る別れの場。
解体される精霊船。故人との別れの場。それが精霊流しの終わり。
CANON EOS 5D MarkII, EF70-200mm F4 L IS USM
(1/50, F4.5, ISO6400, EV+1/3)
今回はちょっと多く写真を載せました。
いかに多くの人がこの行事を支えており、故人への想いを大切にし、
命のリレーを体感しているかが少しでも伝わればと思います。
おそらく、日本の祭り/行事というのは心と心を通わせ、
大切な人と人との繋がりを維持し堅実のものとするための
重要な役割を果たしているのではないでしょうか。

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