2009/07/06

RDT261WHのモニターキャリブレーション

ここ一週間ほどモニターのキャリブレーションをしまくっています。
モニターはIO DATAのLCD-AD241XBを使用していましたが、写真のチェックの為とプリンターとの色合わせをより厳密に実施したくて思い切ってX-Riteのi1display2というモニターキャリブレーションを購入したのは以前日記に書きました。
しかし、TNパネルらしい視野角の狭さの為、どうしてもちょっと角度を変えると色が変化してしまうことにキャリブレーションをすればするほど耐えられなくなってしまい、三菱電機のRDT261WHに買い換えました。
実はこの機種は既に生産完了品で、後継機種は10万以上もするので手が出ません。
そこで某アウトレットのページを見ていると、なんと店頭展示で使用していたというRDT261WHが売っていました。
価格は¥58,000でポイント10%。これはラッキーと1台取り置きしてもらい店に行ってみるとなんと新品があったのでそれを取り置きしてきましたとのこと。
これはますますラッキー?!と念のためドット欠けを確認させてもらいました。
その場では問題無かったと思ったのですが、家で確認したらばなんと4カ所もドット欠けがありました!!
えー?!ガックリ。
試しにドット欠けを修復できるかもしれないというJScreenFixというページにすがる思でトライするがダメでした。
ドットは画面中央付近に縦10cm横20cmの範囲に3カ所あるというとてもうざったいレベル。
しかも2点は赤(しばらくしたらマゼンタに近くなった)、1点は青の常時点灯。
いくら新品でもこれでは納得ができないと思い購入店へ連絡すると、あるもので良ければ交換可能の返事。早速行って店頭で確認させてもらう。すると3台中1台は1点ドット欠けがあるもののシアンの常時点灯がメニューバーの近くなので問題なし!残りは輝度ムラや画面の輝度不足で自分の使用レベルを満足するものではありませんでした。
家でキャリブレーションを実施するも、試行錯誤しながら良い結果がでません。
やっぱり店頭展示品は弱ってるのかなとあきらめかけていたところ三菱のHPにi1display2を使用したキャリブレーションの方法がしっかりありました。どうもTEXTモードにすると10ビットガンマが有効になりコントラストを落としても色調はかわらない様子。これで画面輝度も下がり目も痛くなりません。結果かなり良い感じでキャリブレーションができてやっと満足のいく環境が構築できました。RDT261WHをお持ちで輝度を下げたい!という方は試してみて下さい。
ちなみに今日現在、新品がCARVAN YUでは¥73,312で売っています。
まとめとして今回モニターを選ぶ際に挙げた条件は
・AdobeRGB対応(100%でなくても高色域パネルであること)
・できればIPSパネル
・1920x1200の解像度(画面の大きさは特に問わず)
でした。最終候補に挙がったのは次のモニターでした。
・三菱 RDT261WH・・・旧型だけど条件は全て満足している。
・三菱RDT262WH・・・新型でAdobeRGBカバー率が高いけど値段も高い。
・NEC LCD2690WUXi2・・・評価をみているともっとも優秀とされているよう。でも高い。
・NANAO S2242W(VAパネル)・・・条件そろって価格もお手頃。
                  しかしコントラストが強くてイメージの色と合わない。
                  この機種とIPS機種を比較したためIPSを優先する事になった。
以上参考まで。

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