CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm/F4 L IS USM
まず訪れた初日は横浜を11時くらい出発し、大井川鉄道の家山駅付近に16時くらいに到着、
SLを待ちました。甥っ子達&その母親(私の妹)と私の母と一緒の旅でしたので、
ゆとりのある時間設定で動きました。
はじめは家山駅から車で3分くらいの所にある、桜のトンネルが有名らしい
小さな駐車場から撮りました(上側の写真)。
その後、20分くらい後に来るSLを家山駅から撮りました(下側写真)。
夕日のオレンジ色が風景全体を良い色合いに染め上げてくれました。
どことなくノスタルジックであるのは遠くに写るSLのせいだけではないようです。
この日はこのまま寸又峡温泉で宿をとりました。
翌日、大井川鉄道千頭駅から北側には南アルプスあぷとラインという列車が走っており、
それに乗車しました。
CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm/F4 L IS USM
一部の区間でレールの間に歯車のラックがあり、車両側についた駆動用の歯車と
噛み合わさることでかなり急勾配なところを登ったり降りたりする列車です。
今回は宿泊した宿でもらった無料券を持って奥泉駅から長島ダム駅まで乗車しました。
奥泉駅には駐車場があるので、そこに車を置いて行く事ができます。
CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm/F4 L IS USM
奥泉駅を出るとすぐに見えてくるのは接阻峡温泉へと続く赤い鉄橋(道路)です。
空の青、川のエメラルドグリーン、そして橋の赤がとても良いコンビネーションです。
途中、アプトいちしろ駅〜長島ダム間でアプト式の車両が連結されます。
CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm/F4 L IS USM
子供たちは不思議と車両の連結が大好きなようです。
甥っ子も「連結した!」と大はしゃぎでした。
その後、長島ダムへ到着し次の奥泉駅へ戻る列車までの時間の間
長島ダム方面へ歩いて行きましたが、日差しが暑かった事と、
周辺にはこれといったものは特になく、すぐに引き返し駅で待ち、
再び連結作業を甥っ子に見せ奥泉駅へと戻ったのでした。
CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm/F4 L IS USM
アプト式の車両はすぐ上の写真の先頭を走っている列車です。
さて車で千頭駅へ到着し、すぐにSLの切符を買い出発を待ちます。
CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm/F4 L IS USM
駅で待つ間あちらこちらから甥っ子を抱えて走り回りました。
これは駅の外側からですが、切符を持っていれば発車までの時間、
自由にホームへ入る事ができるようです。(実際に入らせてもらいました)
あっという間に出発の時間が来て客車に乗り込んだ瞬間、タイムスリップしたかのような
ノスタルジックな光景に出会います。それはおそらく木がふんだんに使用されている
客車の作りが大きく影響しているものでしょう。そして天井には扇風機。
CANON EOS 5D MarkII, EF 70-200mm/F4 L IS USM
流れる風景の中にはSLを写真に収めようと様々な場所からカメラが向けられていました。
通り過ぎる際にはみんな手を振って挨拶。私も大きく手を振って。なんかとっても温かいです。
列車から伝わる振動や音、そして大好きな汽笛を感じながら過ごす穏やかな時間は
あっという間に過ぎてしまうもののようです。乗車時間おおよそ1時間20分。
新金屋駅に着いてしまいました。
CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm/F4 L IS USM
子供たちは運転手さんに握手をしてもらい、SLの旅を満足感いっぱいで帰っていました。
ちなみに甥っ子は千頭駅から乗って15分くらいしたら、え〜?!・・・爆睡でした。
まぁまた大きくなったら連れて来て、どう感じるか聞いてみたいと思った旅の終わりでした。
皆さん気が付きましたか?SLについて。
そう、大井川鉄道のSLは金谷から千頭方面はSLは客車に対し通常の前向きに取り付けられますが、
千頭から金谷方面では客車に頭を向けて後ろ向き(バック)で牽引するんです。
これは行って初めて知りました。
いろいろ調べてみると全国多くの場所でSLが走っているようです。
機会があれば他のSLも写真に収めてみたいと感じました。