これで秋に一歩近づいたのでしょうか?
さて、夏が完全に過ぎ去る前に日本の夏シリーズを完成させなくてはいけません。
ということで、今回は長崎にて行われました精霊流しの写真をご紹介します。
この行事は毎年8月15日に行われるもので、新盆のお宅が精霊船と言われる船を作り、
この日に街を練り歩きながら海に流す(今は海近くの解体所に置きます)というものです。
なんと、原爆が落とされたその年も精霊流しは行われたほど、
長崎の方にとってはとても歴史ある重要な行事になっているのです。
詳しくはこちらを参照ください。
長崎といえば、そうこの眼鏡橋。
長崎 眼鏡橋(Nagasaki Megane Bashi-Spectacles Bridge-) CANON EOS 5D MarkII, EF 24-105mm F4 L IS USM (1/320, F16, ISO200, EV+2/3) |
私はこの市電が大好きです。特にこの緑とクリーム色のカーラーリングが。
長崎を走る市電 CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/1250, F5.6, ISO200. EV0) |
歌手のさだまさしさんのお父さんが昨年亡くなられたことより、
今年はさださんの精霊船が出ました。
賑橋 中央公園に展示・待機するさだまさしさんの精霊船 CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/320, F16, ISO200, EV-2/3) |
自由飛行館前にて連結されたさだまさしさんの精霊船 CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/50, F11, ISO200, EV0) |
大量の爆竹を鳴らす長崎の精霊流し CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/160, F4.5, ISO250, EV0) |
手の上で箱ごと火をつけていました。
人々の故人への思いが街を埋める CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/125, F7.1, ISO200, EV0) |
各人が故人を偲んで担ぐ(押す)姿に人々の心の繋がり、命のリレーを感じました。
精霊船を担ぐ人々 CANON EOS 7D, EF70-200mm F4 L IS USM (1/100, F7.1, ISO100, EV0) |
不思議な情景に変化します。
爆竹を響かせて進む精霊流し CANON EOS 7D, EF70-200mm F4 L IS USM (1/100, F4, ISO6400, EV-2/3) |
精霊流し〜街を行く精霊船〜思案橋にて CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/25, F4.5, ISO3200, EV0) |
爆竹のかすの量は悲しみの量でもあるのだろうか CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/25, F4.5, ISO6400, EV0) |
儚くも美しい線香花火 CANON EOS 5D MarkII, EF24-105mm F4 L IS USM (1/8, F4.5, ISO5000, EV+2) |
故人へ贈るありがとうの心 CANON EOS 5D MarkII, EF70-200mm F4 L IS USM (1/125, F4, ISO6400, EV-2/3) |
故人との別れ CANON EOS 5D MarkII, EF70-200mm F4 L IS USM (1/125, F4, ISO6400, EV+1/3) |
最後は儚くも解体される精霊船。精霊流しの終着点は故人の想いを断ち切る別れの場。
解体される精霊船。故人との別れの場。それが精霊流しの終わり。 CANON EOS 5D MarkII, EF70-200mm F4 L IS USM (1/50, F4.5, ISO6400, EV+1/3) |
今回はちょっと多く写真を載せました。
いかに多くの人がこの行事を支えており、故人への想いを大切にし、
命のリレーを体感しているかが少しでも伝わればと思います。
おそらく、日本の祭り/行事というのは心と心を通わせ、
大切な人と人との繋がりを維持し堅実のものとするための
重要な役割を果たしているのではないでしょうか。
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