今回は3月の初めから14日まで(厳密にはその前から)行われておりました、東大寺二月堂での修二会です。
修二会についての詳しいお話は、ここで書き始めると止まらなくなりますので、
東大寺さんのHPなどを参照いただきたく思います。
さて、私はこれまでに数回修二会を見に行っておりましたが、
お松明は練行衆の懐中電灯代わりと言うことや、
五体投地は自らの身体で十一面観世音菩薩へ悔過する儀式だとか、
青衣の女人のエピソード程度の知識を有するに留まっておりました。
それもこれも、さだまさしさんの修二会という楽曲の歌詞から固有の単語を拾っては、
まずはそれを見に行くという事だったからです。
今年は奈良初日から、ある現地の方とお話させていただき、修二会の奥深さを教えていただきながら撮影に挑んだのでした。
(画像はクリックでより高詳細な画像が見られます。)
まず、奈良と言えば!
去年の年末も奈良を散策していたので、鹿に会うのはそんなに久しぶりではありませんでした。でも、やっぱり撮ってしまいます。
(画像はクリックでより高詳細な画像が見られます。)
よく来たね! |
去年の年末も奈良を散策していたので、鹿に会うのはそんなに久しぶりではありませんでした。でも、やっぱり撮ってしまいます。
今年、改めて修二会に伺ったのも、以前撮影した写真で納得の行かないものがあったので、改めて撮影し直したくなった事と、青衣の女人が読まれる「過去帳」をまだ聞いたことが無かったからでした。
過去帳に合わせて現地入り。そして始まるお松明。
三度の案内 |
堂童子 |
お松明と練行衆 |
以前ここで撮影した時の機材はEOS 7DとEOS 5DMarkIIでしたが、ISO6400では全く刃が立たなかったことから、今回EOS 5DMarkIIIとEOS 6Dで挑み、高感度を最大ISO25600まで上げ、かつF2.8でギリギリ許容できるシャッター速度となりました。それにしてもCANON機の高感度性能には圧倒されます。
ここで、一言。
修二会(お水取り)では、フラッシュは勿論、オートフォーカスの補助光等、一切の光を出す事が禁じられております。撮影なさる場合は、操作音のオフと同時に、これらの光をオフにする操作方法を確認されてから撮影に望んで頂きたいと思います。
そして、許可証の無い場合は、撮影禁止の場所では一切撮影禁止であります。
あまりにも多くの違反者が居られましたので、是非とも皆さんよろしくお願い致します。
さて、私の今回の主目的である過去帳を聴きに、この後お堂に入るのですが、
どのタイミングで読まれるのかが分からず、結局(この日は)うまく聞き取る事ができませんでした。しかし、走りの行なり、他の修行を見たり聴いたりしていてAM3時過ぎまで約6,7時間ほど堂内で過ごしたのでした。
練行衆下堂 |
私の大好きな深夜の裏参道 |
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