奈良三日目。
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さば投げ 鳥獣への施し |
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練行衆上堂 |
この日は食堂作法の後の「さば投げ」を見た後、昼間行われている行の一つ「数取懺悔」を見ることにしました。この数取懺悔は「一遍、二編、三編、(四を抜かし)五編…」と続き、どこかで同じ数を数えてトータルの数を合わせます。数を数える間、私から見えた範囲では練行衆の二人が深く拝んでは、エビ反りの様に伸び上がる動作を数の読み上げと同時に行います。それもかなり速いペースで数えるので、とても大変そうでした。
さて、この日はお堂の上からお松明を見ることに。その様子を少し並べていきたいと思います。
(画像クリックで拡大します)
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奈良の落日 |
日が落ちるまで、近くの方々と話しながら過ごしたおかげで、お松明までの時間もあっという間に感じました。そうそう、この日は「小観音出御」も合わせて見ることができましたが、もの凄い大勢の人でした。
19:00の鐘に合わせて、周辺の電灯も消え暗闇の中、少しずつ近づく炎の明かりを感じ始めます。そして欄干に見えるお松明。準備を整え、一気に目の前を駆け抜けて行きます。
注意にもありましたが、竹の後方が頭や、顔に当たる事があるので、顔を出して見ることは危険でできません。実際係の方が顔を怪我され、流血したのを見たほどです。
安全にしっかり気を配りながら、撮影に臨みます。
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松明走る |
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松明回る |
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火の粉を被り |
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駆け抜け |
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火の粉舞う |
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52回目のお松明を担ぐ70歳の野村さん |
(野村さんのに関する記事は
こちらにありました。)
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童子の晴れ舞台 |
圧倒的な迫力に息を呑むお松明。
これは行では無いのに、なぜかグッとくるものがある。
それは童子達の意気込みを感じる瞬間だからなのかもしれません。
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空と池に月 |
この日は一度帰って、再び深夜遅くまでの行を見に行きました。
途中綺麗な月と共に、やはり撮ってしまう東大寺。
この日も月がとても綺麗な夜でした。
(Part4へ続く)
使用機材:
CANON EOS 5D MarkIII, EOS 6DCANON
EF 17-40 F4L USM, EF 24-105mm F4L IS USM, EF 70-200mm F2.8L IS II USM
(Part2へは
こちら)
(Part1へは
こちら)
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