2014/03/25

東大寺二月堂 修二会 〜お水取り2014 Part3〜

奈良三日目。
さば投げ 鳥獣への施し

練行衆上堂
この日は食堂作法の後の「さば投げ」を見た後、昼間行われている行の一つ「数取懺悔」を見ることにしました。この数取懺悔は「一遍、二編、三編、(四を抜かし)五編…」と続き、どこかで同じ数を数えてトータルの数を合わせます。数を数える間、私から見えた範囲では練行衆の二人が深く拝んでは、エビ反りの様に伸び上がる動作を数の読み上げと同時に行います。それもかなり速いペースで数えるので、とても大変そうでした。

 さて、この日はお堂の上からお松明を見ることに。その様子を少し並べていきたいと思います。
(画像クリックで拡大します)






奈良の落日

 日が落ちるまで、近くの方々と話しながら過ごしたおかげで、お松明までの時間もあっという間に感じました。そうそう、この日は「小観音出御」も合わせて見ることができましたが、もの凄い大勢の人でした。
19:00の鐘に合わせて、周辺の電灯も消え暗闇の中、少しずつ近づく炎の明かりを感じ始めます。そして欄干に見えるお松明。準備を整え、一気に目の前を駆け抜けて行きます。
注意にもありましたが、竹の後方が頭や、顔に当たる事があるので、顔を出して見ることは危険でできません。実際係の方が顔を怪我され、流血したのを見たほどです。

安全にしっかり気を配りながら、撮影に臨みます。
松明走る
松明回る
火の粉を被り
駆け抜け
火の粉舞う
52回目のお松明を担ぐ70歳の野村さん
(野村さんのに関する記事はこちらにありました。)

童子の晴れ舞台
圧倒的な迫力に息を呑むお松明。
これは行では無いのに、なぜかグッとくるものがある。
それは童子達の意気込みを感じる瞬間だからなのかもしれません。

空と池に月
この日は一度帰って、再び深夜遅くまでの行を見に行きました。
途中綺麗な月と共に、やはり撮ってしまう東大寺。
この日も月がとても綺麗な夜でした。
(Part4へ続く)

使用機材:
CANON EOS 5D MarkIII, EOS 6DCANON
EF 17-40 F4L USM, EF 24-105mm F4L IS USM, EF 70-200mm F2.8L  IS II USM

(Part2へはこちら
(Part1へはこちら

2014/03/24

東大寺二月堂 修二会 〜お水取り2014 Part2〜

奈良二日目
今日も行くのかい?
二月堂より奈良の夕暮れ
お松明があがるまでの時間で楽しみなのはこの夕暮れですね。
時間が経つにつれ、赤く染まる空。
一日の終り、そしてお松明が迫る
三度の案内
運び上げられるお松明
いざ行かん
遠敷神社へ一礼する練行衆
最後の3本は座った状態で練行衆の足元を照らす
表舞台へ
灯籠と奈良の街
二月堂の舞台にて
帰り道、ふと現れた親子の鹿
東大寺と月と飛行機雲
中門と月
お松明や、修二会の修行を見聴きした後、夜の東大寺を帰る道程も私の楽しみの一つ。
不思議ととても落ち着く場所。
(Part3へ続く)

使用機材:
CANON EOS 5D MarkIII, EOS 6D
CANON EF 24-70mm F2.8L II USM, EF 70-200mm F2.8L  IS II USM, EF 50mm F1.4 USM

(Part1へはこちら

東大寺二月堂 修二会 〜お水取り2014 Part1〜

お待たせいたしました。
今回は3月の初めから14日まで(厳密にはその前から)行われておりました、東大寺二月堂での修二会です。

修二会についての詳しいお話は、ここで書き始めると止まらなくなりますので、
東大寺さんのHPなどを参照いただきたく思います。

さて、私はこれまでに数回修二会を見に行っておりましたが、
お松明は練行衆の懐中電灯代わりと言うことや、
五体投地は自らの身体で十一面観世音菩薩へ悔過する儀式だとか、
青衣の女人のエピソード程度の知識を有するに留まっておりました。
それもこれも、さだまさしさんの修二会という楽曲の歌詞から固有の単語を拾っては、
まずはそれを見に行くという事だったからです。

今年は奈良初日から、ある現地の方とお話させていただき、修二会の奥深さを教えていただきながら撮影に挑んだのでした。
(画像はクリックでより高詳細な画像が見られます。)

よく来たね!
まず、奈良と言えば!


去年の年末も奈良を散策していたので、鹿に会うのはそんなに久しぶりではありませんでした。でも、やっぱり撮ってしまいます。


今年、改めて修二会に伺ったのも、以前撮影した写真で納得の行かないものがあったので、改めて撮影し直したくなった事と、青衣の女人が読まれる「過去帳」をまだ聞いたことが無かったからでした。


過去帳に合わせて現地入り。そして始まるお松明。
三度の案内
堂童子
お松明と練行衆
以前ここで撮影した時の機材はEOS 7DとEOS 5DMarkIIでしたが、ISO6400では全く刃が立たなかったことから、今回EOS 5DMarkIIIとEOS 6Dで挑み、高感度を最大ISO25600まで上げ、かつF2.8でギリギリ許容できるシャッター速度となりました。それにしてもCANON機の高感度性能には圧倒されます。

ここで、一言。
修二会(お水取り)では、フラッシュは勿論、オートフォーカスの補助光等、一切の光を出す事が禁じられております。撮影なさる場合は、操作音のオフと同時に、これらの光をオフにする操作方法を確認されてから撮影に望んで頂きたいと思います。
そして、許可証の無い場合は、撮影禁止の場所では一切撮影禁止であります。
あまりにも多くの違反者が居られましたので、是非とも皆さんよろしくお願い致します。

さて、私の今回の主目的である過去帳を聴きに、この後お堂に入るのですが、
どのタイミングで読まれるのかが分からず、結局(この日は)うまく聞き取る事ができませんでした。しかし、走りの行なり、他の修行を見たり聴いたりしていてAM3時過ぎまで約6,7時間ほど堂内で過ごしたのでした。

練行衆下堂
私の大好きな深夜の裏参道
夜明け前の東大寺
初日から気合入れすぎて、疲れながらも撮る帰り道。
東大寺は変わらず好きな場所です。
(Part2へ続く)

使用機材:CANON EOS 5D MarkIII, EOS 6D
CANON EF 24-70mm F2.8L II USM, EF 70-200mm F2.8L  IS II USM